Scratch (プログラミング言語)
发布时间:2026-09-17 | 浏览:1
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Scratch (スクラッチ)は、 アメリカ にある 非営利団体 Scratch財団 が マサチューセッツ工科大学 (Massachusetts Institute of Technology、MIT)の MITメディアラボ (MIT Media Lab)内にあるライフロング・キンダーガーテン・グループ(Lifelong Kindergarten Group)と共同開発する、8歳から16歳のユーザーをメインターゲットとする無料教育 ビジュアルプログラミング言語 及びその開発環境、 コミュニティサイト である。 ウィキペディア と同様、収録されている全ての内容が オープンコンテント で、商業 広告 が存在しないことが特徴の一つである。
Scratchは Microsoft Windows 、 Mac 、 Linux 、 Raspberry Pi 、 Android 、 iPad などに対応しており、 ソースコード は GPLv2 ライセンスとScratch Source Code Licenseとして GitHub にて公開されている [ 2 ] 。
Scratchは、 コミュニケーション能力 の育成をすることを意図している。また、8歳から16歳の 子供 向けに開発されたもの [ 3 ] であるが、年齢に関わらず使用可能で、子供から 大人 まで幅広い年代が使用している。世界においては約1.72億人、日本においては2026年現在、約180万人以上の登録ユーザーがいるとされる。そして、Scratchのプロジェクト(Scratchを用いて プログラミング された作品のこと)総投稿数は、10億以上である。
Scratchという名称は ディスクジョッキー (DJ)がレコードを手でこするスクラッチングに由来しており [ 4 ] 、DJが気軽に曲をミックスすることと、Scratchで他人が作ったプロジェクトを簡単にリミックス( プログラム の改造、ミックス)することを関連付けている。
Scratchの視覚的 GUI (グラフィカル ユーザインタフェース )は、子供達がプログラムブロックを ドラッグ・アンド・ドロップ することで アニメーション 、 アート 、 ストーリー や ゲーム 制作を遊び感覚で簡単にできるようにしている [ 5 ] [ 6 ] 。Scratchではブロックが視覚的にグループ分けされており、正しい構文を読み書きできない人のために、ブロックをクリックすることでテストしたり、リミックスや修正、プロジェクトの新バージョンを制作するためにブロックを容易に書き換えたりすることができるデザインとなっている。
ライフロング・キンダーガーテン・グループに Etoys 開発チームのジョン・マロニーを招いて、 2006年 にScratchの最初のバージョンが開発された [ 7 ] 。
2013年 5月にScratch 2.0が公開され、 ウェブアプリケーション となり、開発環境のインストールが不要となった。そのためリミックスが容易になり、従来のバージョンにはなかった、ウェブアプリケーションならではの機能が追加された。
2019年 1月にScratch 3.0が公開された。Scratch 2.0まで使用していた Adobe Flash を使用せず [ 8 ] 、 HTML5 を使用しているため、 Internet Explorer など一部のブラウザでは動作しなくなったが、 スマートフォン や タブレット端末 (Android, iPhone , iPad等)での利用がサポートされるようになった(開発グループは画面の大きさの関係でタブレット端末を推奨している [ 9 ] )。ただし、リストの表示のサイズ変更など、マウスのポインターでないと行えない操作もある。また、いくつかの拡張機能の追加、ブロックの文字の読みやすさ向上、機能性や 画質 の向上などの変化があった。
Scratch 3.0のエディター( ユーザインタフェース )は複数の枠に分かれており、左側はブロックパレット(ブロックが陳列されている場所)、真ん中はスクリプトエリア(ブロックをつなげてプログラムを作る場所)、右上がステージ(プログラムに従ってスプライトなどが動作する場所)、右下がスプライトのリストである。
プログラムを作るにはブロックを使う。ブロックはブロックパレットに並んでおり、スクリプトエリアにドラッグ・アンド・ドロップすることで、プログラムを作ることができる。ブロックは主に動き、見た目、音、制御、イベント、調べる、演算、変数、ブロック定義の9つの カテゴリー に分けられている。また、拡張機能を追加すれば、音楽、ペン、カメラ、合成音声、外部機器との連携などの機能が使えるようになる。 [ 注釈 1 ]
Scratch Lab は、まだScratchに実装されていない機能を試すことができるウェブサイトである。2025年9月現在、Video Sprites、Face Sensing、Animated Textを試すことができる [ 10 ] 。また、このサイトで作ったプロジェクトは、Scratchウェブサイトに共有できない [ 11 ] 。また、Face Sensingは既にScratchに実装されている [ 12 ] 。
障害等の有無に関わらずサイトを アクセシブル にするため、当時Scratch Labの機能の一つであったNew Block Colorsが、2023年6月28日にScratchに実装された [ 13 ] 。ブロックの色を ハイコントラスト に変更できる機能の追加が行われたほか、ユーザインタフェースの色が青から紫に変えられるなどした [ 注釈 4 ] [ 14 ] 。
Scratchは 教育施設 ( 学校 やプログラミング教室など)、 博物館 [ 15 ] 、 コミュニティセンター 、そして 家庭 内といった多くの場所で使われている。例として、低年齢の子供達は親や友達とプログラムを書くとき、大学生ではいくつかの 計算機科学 入門クラス( ハーバード大学 の初級コンピュータクラス [ 16 ] [ 17 ] )で、Scratchが使われている。また、 ジョンズ・ホプキンス大学 の Center for Talented Youth ( 英語版 ) (CTY)では、CTYオンラインプログラムにて、6年生の生徒向けにScratchプログラミングのオンラインコースを提供している [ 18 ] 。Scratchは様々な言語に対応しているので、世界中で使える。
Scratchの オンラインコミュニティ のスローガンは「Imagine, Program, Share」(想像・プログラム・共有)であり、Scratchの背後にある考え方の重要な部分として、共有と創造性の社会的背景を指している [ 19 ] 。
また、Scratchのプロジェクトは新たなプロジェクトを作るためのリミックスに向けたものになっている。プロジェクトは開発環境からScratchのウェブサイトに直接アップロードでき、プログラムから学習したり、リミックスして新たなプロジェクトとして共有したりすることもできる [ 20 ] [ 21 ] 。
Scratchのユーザーはコメントをしたり、他人のプロジェクトに「好き」や「お気に入り」をつけたり、自分のプロジェクトを共有したりすることができる [ 注釈 5 ] 。共有されたプロジェクトには クリエイティブ・コモンズ 表示-継承2.0ライセンスが適用され、商用利用や再利用ができる [ 22 ] [ 注釈 6 ] 。
ウェブサイトでは頻繁に、「Scratch Design Studio (SDS)」というユーザーが基本デザインコンセプトを使って制作、共有を奨励するチャレンジが開催されている。 メキシコ や イスラエル 向けのカスタムホームページでは幾つかのセクションにローカルコンテンツが置かれている。ポルトガル [ 23 ] やアラブ首長国連邦 [ 24 ] でも独立したScratchウェブサイトがある。
2008年、Scratchのオンラインコミュニティプラットフォームである「ScratchR」がArs Electronica PrixのHonorary Mentionを受賞した [ 25 ] 。教育者向けのオンラインコミュニティとして「ScratchEd」というサイトもあったが、2019年5月に閉鎖された [ 26 ] 。
Scratch Dayは、年に一度世界中で行われるScratchのイベントである。誰でもイベントを主催することができ、どこでも開催することができるが、基本的には 5月15日 の前後の休日(土日)に行われる。これは、Scratchというサービスそのものが2007年5月15日に始まったことに由来する。Scratch Dayの始まりは、2009年にマサチューセッツ工科大学のKaren Brennanが、Scratchのリリース日にイベントをしようと思いたち、開催したことにある。以後、Scratch Dayは毎年世界各地で行われている。
Scratch Dayから移行されたイベント [ 27 ] 。Scratchを世界規模でバーチャル内でお祝いするというもの。2024年から始まった。
2012年 11月に行われたTEDxBeaconStreet [ 28 ] にて、MITメディアラボの ミッチェル・レズニック によるScratchを題材としたプレゼンテーション「 Let's teach kids to code. (子供たちにプログラミングを教えよう)」が講演され、その模様が TED によって公開されている [ 29 ] 。この中でレズニックは、Scratchを利用して子供にプログラミングを覚えさせることの優位性、特にコーディングを通して得られる様々な経験が、その子供が プログラマー になるかならないかに関わらず、将来職に就き仕事をこなすうえでとても有益である、と説いている。
また、TEDやTEDxの講演イベントで行われたプレゼンテーションから英会話を学ぶことを目的とした、 NHK Eテレ の教育番組『 スーパープレゼンテーション 』でもこのプレゼンテーションが取り上げられている [ 30 ] 。Eテレでは他にも『 Why!?プログラミング 』で公式にプログラミングソフト(一部画面が異なっている部分もある)として採用されており、民放では 千葉テレビ放送 ・ BSフジ の『 GP LEAGUE プログラミングコロシアム 』で放送される「GP LEAGUE」での公式言語の1つになっている。
インターネット に接続しなくてもScratchを使用することができるオフラインエディターとして、 Electron で動作するアプリが Windows 、 macOS 、 ChromeOS 、 Android 用に用意されている [ 31 ] 。
Windows、macOS用のアプリは、3.16.1 より前までは Scratch Desktop と呼ばれていたが、3.16.1で名称が Scratch 3 に変更された。
Scratchの MOD はScratch 1.4のソースコード [ 注釈 7 ] を使って制作され、ブロックが追加されたりGUIが変更されたりしている。
Build Your Own Blocks ( 英語版 ) (BYOB)のように、ScratchのいくつかのMODは、さらに コンピューティング への基礎的アプローチへのシフトを導入しているが、BYOBにのみユーザーを許容しないものの、Scratchの一部ではないファーストクラス手続き(ラムダ)、ファーストクラスリスト(リストのリストを含む)、プロトタイプ継承を備えたファーストクラス真オブジェクト指向スプライトがある [ 32 ] 。BYOBはイェンス・ムーニッヒが開発し [ 33 ] [ 34 ] 、 カリフォルニア大学バークレー校 のブライアン・ハーベイが ドキュメンテーション を提供し [ 35 ] [ 36 ] 、計算機科学専攻ではない学生への計算機科学初級コースにおける「The Beauty and Joy of Computing」を教える時に使用された [ 37 ] 。
2020年8月、 中国政府 が グレート・ファイアウォール (GFW)を使用して、Scratchウェブサイトへのアクセスをブロックしたことが判明した。理由は、Scratchのアカウントを作成する時に選択する国のリストに 「香港」「マカオ」「台湾」が含まれていたこと。 当時 中国 ではScratchを使用していた人の5.7%にあたる、300万ユーザーが利用していた。現在、中国本土ではオンラインでScratchを使うことは出来ず、オフラインエディターを使用している [ 50 ] [ 51 ] [ 52 ] 。検閲を担当している中国の機関は、「Scratchに掲載されている情報は、中国本土に対して、屈辱的で中傷的、また虚偽のものである」と声明を出している [ 53 ] 。
↑ 拡張機能は、Scratchでは音楽、ペン、カメラ、音声合成、顔認識、翻訳、キーボード操作、 micro:bit 、 LEGO について3種類、押された、引かれたなどのセンサーの11種類、TurbowarpではScratchの11種類に加えて102種類(いずれも2026年6月24日時点)がある。
↑ 動きブロックはスプライトのコーディングにのみ使用でき、背景をコーディングする際は表示されない。
↑ このカテゴリーのブロックのうち、変数を扱うものは 色、リストを扱うものは 色。
↑ ウェブサイトの色を青から紫にする変更も同時に行われた。
↑ 共有の機能は、メールアドレスを認証していないと使えない。
↑ Scratch内の再利用は一部制限されている。
↑ Scratch 1.4は Smalltalk 処理系のひとつである Squeak 2.8から派生して作られたMIT Squeakを使用して記述されている。
↑ 出典URL: https://scratch.mit.edu/discuss/topic/326861/ , 題名: Scratch 3.0 is here! , 閲覧日: 2019年1月2日
↑ Scratch source-code download page http://info.scratch.mit.edu [ リンク切れ ]
↑ “ Scratch - For Parents ”. scratch.mit.edu . 2023年6月17日閲覧。
↑ Schorow, Stephanie (2007年5月14日). “Creating from Scratch” . MIT News Office . 2014年1月25日閲覧 .
↑ Scratch website
↑ Scratch: Programming for All . Resnick, M., Maloney, J., Monroy-Hernandez, A., Rusk, N., Eastmond, E., Brennan, K., Millner, A., Rosenbaum, E., Silver, J., Silverman, B., Kafai, Y. (2009). Scratch: Programming for All. Communications of the ACM, November 2009
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↑ “ Scratch Lab ”. lab.scratch.mit.edu . 2023年2月17日閲覧。
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↑ “ Scratch - Imagine, Program, Share ”. scratch.mit.edu . 2025年11月15日閲覧。
↑ “ Scratch - Imagine, Program, Share ”. scratch.mit.edu . 2023年6月29日閲覧。
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↑ Scratch Day at Science Museum of Minnesota
↑ Scratch for budding computer scientists
↑ Scratch for budding computer scientists
↑ CTYOnline Scratch Programming Course
↑ Monroy-Hernández, A. and Resnick, M. (2008). Empowering kids to create and share programmable media. ACM interactions 15, 2 (March 2008), 50-53
↑ Monroy-Hernández, A., Hill, B. M., González-Rivero, J., boyd, d. (2011) Computers Can't Give Credit: How Automatic Attribution Falls Short in an Online Remixing Community. In Proceedings of the 29th International Conference on Human Factors in Computing Systems (CHI '11)
↑ Hill, B.M, Monroy-Hernández, A., Olson, K.R. (2010) Responses to remixing on a social media sharing website. In AAAI International Conference on Weblogs and Social Media (ICWSM '10)
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↑ http://kids.sapo.pt/scratch
↑ http://scratch.uaeu.ac.ae/
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↑ BYOB homepage http://byob.berkeley.edu
↑ Jens Mönig user contributions page
↑ Mönig's blog post announcing BYOB as bringing protypal inheritance to Scratch
↑ Brian Harvey homepage
↑ Brian Harvey user contributions page
↑ The Beauty and Joy of Computing course homepage
↑ “ タブレット端末を活用したプログラミング教育(3) - プログラミング・オン・モバイル - ” (PDF). 名古屋文理大学紀要 第15号 . 名古屋文理大学 (2014年). 2017年8月21日時点の オリジナル よりアーカイブ。2023年11月26日閲覧。
↑ 子ども向けプログラミングワークショップ 「未来実現IT教室 Children's Technology Challenge」開催
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Lego Mindstorms
RoboMind ( 英語版 )
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